
予選も3日目にかかり準優18枠の席をかけた予選最終日にかかる。
今日一番の注目は児島12R。
得点率上位3名がひしめき合う大混戦に対して、テクニック上位の桐生選手が迎え撃つ形となった。
結果は1-3-4の2番人気で決着。
ただ、このレースで大体の機力相場を確認できたのが良かった点である。
桐生選手が逃走する中で、熾烈な2着争い。
1M回った際に白井選手と長田選手がぶつかり、峰選手に絶好の差し場が到来。
1-4-3になるかと思いきや、外から白井選手の直線の伸びがかなり目立っていた。
伸びは完全に、峰選手よりも白井選手の方が上だろう。
2Mで優位に立ち、峰選手を捌きしっかりと2着確保。
3着争いは峰選手と長田選手の競り合いだったが、これも少し長田選手の方が良さそうに見えた。
展開の邪魔がなければ峰選手を抜いたかもしれない。
峰選手は今回の12Rで、エンジンがあってないのか何かおかしな感じがした。
ただそれでも現在、予選の得点率1位は峰竜太選手だ。
オールスターからの連続SG制覇に向けて良好な状態にある。
明日は12R、2号艇なだけに集中だろう。
無事故完走で準優に当確だが、連覇に向けて「白井選手」「前本選手」の状況にもよる。
最低でも3着以上は欲しいところ。
ずっと見てきている峰選手だからこぞ、あまり2コースは得意としない選手だけに、どれだけいいターンを出来るかが鍵になるだろう。
そして得点率2位は同率で、前本選手と白井選手だ。
4日目はともに、前半レース5号艇・後半レース2号艇と、こちらはクリアしないといけない壁が大きい。
だが2名とも機力は上位。
峰選手にプレッシャーを与えるなら、しっかりとここも上位着順を2走で出したいところ。
さらに、2人とも進入で動くタイプの選手なので、このレースは進入に動きがある可能性も…。
2走とも大敗の場合は、準優勝戦に乗れない可能性もあるだけに、ストップ峰竜太だろう。
今節は下位グループと上位グループの差が激しい、ハイレベルの大会となっている。
ただ、準優勝戦に乗れない選手の中にも、機力抜群の選手はいる。
それは興津選手だ。
スリットの足と伸びは素晴らしく、フライング後であまり攻めたスタートはできないが、かなり狙える選手になる。
明日もスタート展示から、かなりエンジンが出ているようだったら穴で買いだ。
4日目から潮まわりも変わり、水面状況も変わってくるだろう。
乗りにくいと言う選手も出てくると思うから、選手コメントの確認は必要になってくる。
明日は予選最終日、かなりレースが面白くなるだけに大注目の1日になろうだろう。